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大学院理学研究科委員長の挨拶

理学研究科委員長 教授 山口 和夫

理学は自然科学の基礎を研究し、その知識を利用・発展させていく学問です。
本研究科は、その中でもひときわ発展のめざましい、情報科学、化学、生物科学の3専攻から構成され、本大学理学部に設けられた3学科と1プログラムを基礎に置いています。いずれの専攻も、基礎科学知識を徹底して身につけ、その知識を科学・技術問題の解決のために使いこなし、さらには技術革新に繋がるような発見のできる人材を育成しようという目標を持っています。

 

情報科学専攻

理念・目的と特色

高度技術社会の基盤をなす情報科学技術の中核を担うために、コンピュータの基礎と先端についての知識と同時に、自然法則と数理についての知識を修得します。さらに社会における多様な問題の発見と解決の能力を備えた人材、コンピュータ教育を先導的に推進できる人材を育成します。情報の収集・加工・表現・管理・利用といった情報科学の基礎と応用に関する高度な知識・技術を修得するとともに、問題の発見、解析、モデル化を通して、問題を解決する能力、処理する能力を養うとともに、自然の法則、数理を十分に修得した人材を育成します。

卒業生の進路

約95%の卒業生が社会に、そして残りの約5%が学内の博士後期課程に進学しています。企業への就職者は情報関連のソフト系企業を中心に、各種製造業の開発部門や管理部門に就職しています。

化学専攻

理念・目的と特色

化学は物質探求の学問であり、理学、工学のみならず薬学、農学、医学など広く自然科学における基盤となるものです。本専攻においては、物質探求の基礎および関連分野において先導的役割を果たしうる有能な人材を育成していくことを目標にして、教育・研究を行います。学部においては、無機化学、有機化学などのように、主として対象とする物質を中心に科目が設定されているのに対し、本専攻においては研究の活動内容を中心に合成化学、分析化学、構造化学の3分野における研究を中心に、各論的・専門的知識を修得していきます。

卒業生の進路

約90%の卒業生が社会に、そして残りの約10%が学内外の博士後期課程に進学しています。企業への就職者70%弱のほとんどは製造業に、そしてその約半数が化学工業の研究・製造に携わっています。その他、教員、公務員、特許関連の職などについています。

生物学専攻

理念・目的と特色

生物科学専攻では生物学の素養を高度なレベルに高めるための教育を行い、柔軟な思考力と基礎的技術を身につけて社会を支える知的人材を育成しています。
さらに博士後期課程では、研究・教育の分野で日本の生物科学分野の推進を担える人材の育成を目指しています。
それぞれが、分子レベルでの生命現象と遺伝子機能の理解、細胞から個体レベルに至る各階層の生命現象の理解、個体および集団による生命現象の理解を目指して教育・研究を行っています。
さらに、重なり合う境界領域の生物学的課題についても、学部の教育内容よりさらに専門的に学習できるように教育課程を編成しています。

卒業生の進路

生物科学専攻博士前期課程修了者の進路には、本専攻博士後期課程への進学、他大学大学院博士後期課程への進学、中学・高校の教員、一般企業への就職などがあります。後期課程修了者の進路には、一般企業への就職の他、大学での教員や研究員としての就職などがあります。

入試情報

理学研究科では、博士前期課程入試を年2回(秋季・春季)、博士後期課程入試を年1回(春季)実施しています。

本理学部卒業見込みの学生においては(情報科学専攻においては、本学他学部・他大学卒業見込みの学生あるいは卒業後3年以内の方においても)、学業成績によって、博士前期課程試験での筆記試験が免除になる特別選考制度があります。

入試に関する詳細情報

 
 
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