研究概要

 現在、実は大部分の水素は化石燃料を原料として製造されています。そこで当研究室では、太陽光と水を利用して水素を生み出すための、真にクリーンな水素製造システムを研究しています。そのために必要なのが「触媒」です。触媒として金属イオンを分子やイオンが取り囲んだ形をしている「金属錯体」を開発することで、新しい水素製造システムの確立をめざしています。また、生体内の化学反応を触媒する酵素には「金属錯体」と見なせる部分が数多くあります。酵素と同様な働きをする「金属錯体」についても研究しています。

最近の研究

酸化還元活性な金属錯体の研究
人工光合成の研究(水の光還元反応による水素生成)
特徴的性質を示す金属錯体の研究
人工酵素の研究