プログラム説明書の読み書き 戻る | 学科

概要

Javaに限らず現代的なソフトウェアシステムでは他人様が作成した プログラム部品(Javaの場合,クラス群)を流用して開発を行います. 適切に流用するためには部品の内容を理解しなければなりませんが, Javaでは標準的な説明書の書き方があります. まずはそれに慣れることが重要です.

次に, 自分が作ったプログラム(クラス)の使い方や個々のソースの説明等を 他人(および未来の自分)のためにかかないといけません. しかし,説明書書きはかったるい作業です. しかも,プログラムとは別のところに書かなきゃいけないとなると 適当になることは必至です.
Javaではプログラム中の(ある程度の形式にのとった)コメント文から, プログラムの説明書き(HTML形式等)を自動的に抜き出す仕組み javadocが準備されています.

マニュアルを書く前に

詳細は後日話しますが, Java でのクラス,属性,メソッド名は以下の命名規則にしたがってください. 尚,原則,英語の語句を用いてください.
  1. クラスは名詞(句)で最初大文字,残りは小文字, そして語の区切りも大文字に.
    例 ○ Student × student
    例 ○ CodeGenerator × codegenerator
  2. 属性名は名詞(句)で,全部小文字, ただし語句の区切りは大文字.
    例 ○ counter × Counter
    例 ○ numberOfCodes × NumberOfCodes
  3. メソッド名は動詞(句)で,全部小文字, ただし語句の区切りは大文字.
    例 ○ notify(...) × Notify(...)
    例 ○ getAge(...) × GetAge(...)
  4. メソッド名の動詞(句)は, 主語が当該クラス以外となるようにする.
    ○ Player.getName() 名前を得るのはPlayer以外 × Player.showHand() showの主語はPlayerなので不適切.
従わなくても文法的には間違っていないのですが, プログラムの読みやすさに影響します.

APIマニュアルの読み方

javadocの生成の仕方

無論,Eclipse無しでも作れますが,詳細は他を調べてください.

javadocの書き方 (最低限)

共通事項 クラスについて 属性について メソッドについて その他タグはいろいろ

リンク


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