10月10日、僕の講演の日になりました。
ホテルから15分ほど歩いたところに県庁があり、そのあたりにバス停があります。 そこからバスを使って会場の沖縄尚学高等学校まで行きました。
バスを待っている間にいろいろな先生方が来ました。かなり早い時間にホテルを出たと思ったのですが、 初日だからか、みなさん行動が早いです。
ぼんやりバスに乗っていると那覇バスのアナウンスが聞こえてきました。
『警察署からのお願いです。よいこのみなさん、 いかのおすしは知っていますか? 知らない人にはついて行ってはいけません。』
??
すみません、よく意味が分かりません。
そもそも前半の文章は必要なのでしょうか。
聞き間違いかと思ったのですが、周りの先生方も「??」な状態になっていたので どうやら僕の聞き間違いではないようです。
沖縄では人さらいアイテムにイカのお寿司を使うのでしょうか。 斬新すぎます。
とかなんとかいろいろ考えていたのですが、その後とある人から 「いかのおすし」は防犯標語で、避難訓練の 「おかし(おさない・かけない・しゃべらない)」みたいなものだと聞きました。
ググってみたところ
『知らない人についていかない・知らない人の車にのらない・ おおきな声を出す・すぐにげる・しらせる』
…だそうです。警視庁公安の立派なものでした。知りませんでした。本当にすいませんでした。
どうやら 歌があったり踊りがあったり 紙芝居があったりで大人気らしいです。
E-mail: yozeki(at)kurims.kyoto-u.ac.jp
Research Institute for Mathematical Sciences, Kyoto University, Kyoto 606-8502, JAPAN.