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Title: 組み込みシステム改造開発における機能単位設計法の適用と効果
Author(s): 相沢一摩, 海谷治彦, 海尻賢二.
Source: 組み込みソフトウェアシンポジウム2003(ESS 2003), pp. 8-13. ソフトウェア工学研究会, Oct. 2003. 機械振興会館.
組込みシステムにおいて、タスク単位の改造開発を行う場合、設計書の了解性 の悪さ、修正のしにくさ、見積りのしくにさなどの問題点がある。 これに対する解決策として機能単位に設計するFC(ファンクション・コンポーネント) 設計法を提案し、実際に適用したプロジェクトについて、その成果を報告する。 結果として、 ある程度改造が行われ、既存の一貫性が損なわれたシステムに対する改造開発に おいて、担当者の役割や大規模な開発プロセスの変更を行わずに、機能の追加・ 修正を容易に行うことが可能となった。 加えて、設計書あたりのレビュ回数を1/3以下にする事ができ、更に、 実際に改修するべき欠陥である実欠陥の割合も30%以上減少させることができた。
BibTeX Entry:
@Inproceedings(,
    Title="{組み込みシステム改造開発における機能単位設計法の適用と効果}",
    Author="相沢 一摩 and 海谷 治彦 and 海尻 賢二",
    Booktitle="組み込みソフトウェアシンポジウム2003(ESS 2003)",
    Year="2003",
    Pages="8-13",
    Organization="ソフトウェア工学研究会",
    Month="Oct."
)

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