2月中旬の最終発表について
- 2月中旬に学科横断的な卒論発表会があります.
- 一人の発表時間は5~6分程度です.
- スライドの枚数はパワポで10~15枚程度と考えてください.
- スライド番号は必ずつけてください.
- 発表に際しては,普段着で結構です.
(化学分野等はスーツ等を要求するようですが,情報ではそんなことは無いです.)
以下に一般的な構成を示します,参考にしてください.
- スライドの表紙は必ずつけてください
研究の表題,自分の氏名,ページ番号は全部にふってください.
表題は「卒業研究」や「最終発表」等はダメです.
卒論と同じ表題をつけてください.
- 背景
以下の点を述べてください.
- この研究では,どのような対象(業務や活動)に注目しているか?
- その対象において,どのようなことが問題になっているか?
もしくは,明らかになっていないことがあるか?
ツールを作る研究の方は,そのツールのもとになる手順(アイディア)の背景を,
そのまま継承するとともに,その手順自体,手作業でやるのがメンドいということを
明確に述べてください.
手順自体を考える方は,現状での業務や活動にどのような問題点があるか,
もしくは,現状の業務や活動は,ある特徴を持つが,
それを利用したら,もっと改善ができるのにな,みたいなことを述べてください.
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目的
2018年度の卒論では以下が研究目的となるでしょう.
- 情報システム導入の有効性を判断する新たな指針を提案する.
- 情報システムを新たな実現環境に移行した場合の留意点を明確にする.
- 既存情報システムの連携を予めモデル上で吟味するための手法を提案し,
特定分野の事例でその手法を吟味する.
- 既に提案されている手法の遂行を自動化する.
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結果
- 業務分析や情報システムの導入の吟味を行う手順の一般的な説明と,
モデリングを含むなら,そのモデリング法の説明
- ツールの一般的な動作説明と実現に用いた技術の説明.
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評価
結果が目的達成に貢献していか否かを確認したことを述べてください.
「例題を書いてみて役立つことを確認できた」とか
「ツールの運用を行ない思ったとおりの支援ができた」等で結構です.
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まとめと今後の課題
結局,この卒業研究で何をやったか簡潔に,
できればスライド半ページ程度にまとめてください.
また,実際には自分でやることが無くても,
今後の課題を明確にしてください.
手法を考えた人は,そのツール化が今後の課題として定番でしょう.
ツールを作った人は,その厳密な評価や実用化を掲げるのもよいでしょう.
上記の構成において「結果」と「評価」以外はそれぞれ1枚程度と思ってください.
2019/2/13 更新 [卒論関係のページ]